東映株式会社が2019年に立ち上げたプロジェクト【東映ムビ×ステ】の新作が、公開・上演される。
同プロジェクトは、映画と舞台でそれぞれ独立した作品ながら、キャストや物語が連動するという新感覚のエンターテインメント。CGなどの最新技術を駆使した映像と躍動感あふれる生の芝居で、作品を深掘りしている。
注目の新作は、2020年5月公開の映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲(くぐつやきょく)-』と、2020年7、8月に上演の舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲(ちんこんきょうきょく)-』。
映画は江戸市中で探偵業を営む久坂幻士郎(くさか げんしろう)と死神・十蘭(じゅうらん)が、舞台は侠客のリーダー庄司新之助(しょうじ しんのすけ)と十蘭が活躍する歴史ファンタジー作品だ。
キャスト陣は、若手からベテランまでが顔をそろえる。
映画で主演を務めるのは、2.5次元作品で大活躍中の鈴木拡樹。
映画から舞台にも出演するのは、崎山つばさ、安井謙太郎、陳内将、松浦司、松本寛也、北川尚弥、田邉幸太郎の7名で、さらに櫻井圭登、エリザベス・マリー、輝馬、谷口賢志、山崎銀之丞らが加わる。
スタッフ陣も盤石だ。映画・舞台の音楽を担当するのは、劇団少年社中の全作品の音楽を手掛けてきたYODA Kenichi。アクション監督は、舞台『刀剣乱舞』シリーズなどでアクションを手掛ける栗田政明(倉田プロモーション)。さらに舞台の振付は、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズをはじめ、数々の作品で振付を手掛けてきた本山新之助が担当する。
映画と舞台の両方をチェックして、『死神遣いの事件帖』の世界観を堪能していただきたい。
【あらすじ】
映画の舞台は江戸。市中で探偵業を営む久坂幻士郎(くさか げんしろう)は、死神・十蘭(じゅうらん)と契約関係にあった。この幻士郎、豊臣家に仕えた高名な傀儡子(人形遣い)の息子で、さらには「死神遣い」であった!一方、吉原の大遊廓で“遊女連続殺人事件”が発生し……。
そして、この物語を引き継ぐ舞台では、吉原遊廓の惣名主を父にもつ侠客のリーダー庄司新之助(しょうじ しんのすけ)と、死神・十蘭が大暴れする。
【映画情報】
映画『死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-』
2020年 5月29日 (金) 公開
出演:
鈴木拡樹
安井謙太郎 崎山つばさ / 鈴木絢音(乃木坂46)
押田岳 松浦司 松本寛也 北川尚弥
高田里穂 萩野崇 田邉幸太郎 陳内将
山口馬木也 堀内正美 高田聖子
監督:柴﨑貴行
脚本:須藤泰司
音楽:YODA Kenichi
アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション)
【舞台情報】
舞台『死神遣いの事件帖-鎮魂侠曲-』
出演:
崎山つばさ 安井謙太郎(7ORDER)
陳内将 松浦司 松本寛也 北川尚弥
櫻井圭登 エリザベス・マリー 田邉幸太郎
輝馬 谷口賢志/山崎銀之丞 他
脚本・演出:毛利亘宏(少年社中
原案:須藤泰司
音楽:YODA Kenichi
アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション)
振付:本山新之助
会場・日程:
<東京>サンシャイン劇場 16st 2020年7/23(木・祝)~8/2(日)
<大阪>梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 8st 2020年8/5(水)~8/9(日)
<福岡>福岡サンパレス 2st 2020年8/13(木)
<広島>上野学園ホール 2st 2020年8/15(土)
※詳細・最新情報は公式サイトを参照
公式HP(映画・舞台共通)
(c)2020 toei-movie-st
【『東映ムビ×ステ』とは】
ひとつの作品世界で語られる「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト。
映画と演劇はそれぞれ独立した作品ながら、物語は連動。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚ます。
プロジェクト第一弾として、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演)を製作。本作が第二弾となる。